道ばたにしゃがみ込んで泣いている少年がいた。 通りすがりではあったが、何となく声をかけてみる。 少年は最初、しゃくりあげるばかりで言葉を発さなかったが 私が傍にいる安心感からか、 自分の不幸を吐き出す相手を見付けた安堵感からか 少しずつ落ち着い…
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