いばらの道であろうと
私には味方がいると思っていた
しかしそれは
自惚れで
結局盛大に裏切られて
ああやっぱりな、と
溜息だけが出るんだと思っていたら
大量の涙と
優しかった日々が
純粋に
流れ出て行って
このまま全て出し切ってしまうんじゃないかと
歩きながら不安を感じ
ある程度は自制心を呼び起こせたものの
でもやっぱり
結局そうなんだな、という
今度は自嘲から出てくる笑いが
腹の底から出てきて
本当に
気がちがってしまったのではないか
そんな気持ちになってしまったり
すぐに悲しみが襲って来て
目から何か垂れたり
 
 
吐き気がする
自分の自惚れに
目眩がする
私の身分に
笑えてくる
偽りの繋がりに
諦めきれない
醜い執着に
ただ悲しい
結局私は敵だったんだと知って
 
 
 
全てが憎い 
 
 
 
私はあなた達が嫌いです。