TURRET

何を望んでどこへ進む
 
 
願望はとくになくつま先を見るよりは遠くを見たほうが
目は飽きないであろうと
だからただ前を見る
 
 
ここではない、それでもない、
そうやって否定することは極端でありそして簡単だ
だからそれらをする前に
本当にそうなのか何度も確認する フリをする
 
 
結局答えを決めるのは自分自身
 
 
 
ここにいても良いのか
その疑問は常につきまとう
誰といてもどこにいても
この場にいて良いのか
判断できない
 
 
だからすぐに姿を消す
そしてまた現れる
そして消す
現れる
 
 
 
信頼など
欲しくはなかったし
信頼は
したこともない
 
 
 
平行線を崩す人間を
私は憎む