最近見る夢が
日常のありふれた光景、というか
現実と間違えてしまうほどリアルでそして鮮明で
少しばかり前の感覚が戻って来ている気がする
 
あまりにも夢がリアルすぎて怖い
たとえば--夢の中で人と会い約束事を交わす--
目が覚めてから「あれは現実での約束だったのか」と
勘違いしてしまうくらいリアルにそこに在る
思わずメールで確認しそうになるくらい
 
最近の夢は一つの出来事として成り立ってしまうくらい記憶に鮮明に刻まれ
目醒めのあとしばらくは寝起きの混乱を取払い落ち着かせる事に時間が割かれる
 
毎日、毎晩、毎時間、眠ると夢を見、なぜかそれを全て記憶していて
結構ノイローゼ気味になっている
 
 
大体の夢は、幸せでも不幸でもなく
ただ日々の出来事を繰り返しているだけ
そこには恐怖や高揚などの感情はなく
いつも過ごしている日常があるだけ
ずっと起き続けているように錯覚するだけ
 
 
眠るのが怖い

 
最近くちぐせが「しょうがない」になっている
感情が昂ってもしょうがない
怒ることもしょうがない
踊ってもしょうがない
絵を描いてもしょうがない
信頼してもしょうがない
裏切られてもしょうがない
好かれてもしょうがない
嫌われてもしょうがない
お酒を飲んでもしょうがない
落ち込んでもしょうがない
守ってもしょうがない
おだててもしょうがない
殴られてもしょうがない
喜んでもしょうがない
何を見てもしょうがない
楽しんでもしょうがない
誰が傍にいてもしょうがない
 
感情が動く事が面倒だから
その言葉で全て片付ける
 
 
楽。
 
 
 
どうでもいいよ。
どうにもしようがないんだから。

打開しなければならない、
これをしなければならない、
責任を放棄してはならない、
立ち止まらず進まなければならない、
生み出さなければならない、
支えなければならない、
気を使わなければならない、
負けごとを言う前に行動しなければならない、
一人で解決しなければならない、
 
 
そんな感じの
 
 
 

      • -

  
 
 
昨日の自分に負けないように
そうやってモチベーションを高く持ち
崩す事無くやっていたが
如何せん目標がどこにもないからか
無理に無理を重ねていたのか
ただ弱い人間だったのか
結構な勢いで『考察』『行動』『決断』できなくなってしまった。
 
元から強くはなかったけれど
最近特に限界を感じる
 
自転車に乗っていて
長い坂道をくだっているとそのまま
赤信号のまま飛び出そうとしている。
 
度胸が無いのでしないが。
 
 
着かないライターを何度も何度も試しているうちに
先に火打石のほうが摩擦でなくなってしまったように
 
切れないハサミで無理矢理引き裂いた絹がただのボロ布になるように
 
大事に着ようとしていた藍染めの浴衣がカビで使い物にならなくなるように
 
美しい声を持った鳥が
もったいぶってその声を発せずに
「あれは声のない鳥だ」と言われたまま
人知れず死に行くように
 
 
こんな状態でも
何かをしたいなと思う欲望があるから
まだまだ大丈夫だとはわかる。

前のように意識を高く持って行動することは
もうできないのかもしれない。
 
目標がないからこそ
身軽で良いのだけれど
そうなると
こんなクソみたいな人間になるから
目標は高く遠く
 
 
そして手放さず

17〜18歳くらいのBMX乗りだた頃、
楽で身を守れる恰好が好きだったので
リーゼントにディッキーズにラージのシャツとかでふらふらしていました。
すっぴん、常に肘や腕は傷だらけの、ばんそうこう?なにそれうまいの?
っていうなま傷だらけの奇妙な、そして男のような感じ。
 
 
そんなある日、深夜の上野の歩道橋の上での練習中に愛機が大破し
(バックバニ→バニホからハイに行こうとしてチャリを歩道橋から落とした)
その当時の先生的先輩に残骸を預け泣く泣く歩いて帰っていた所
前の方を女性が一人、歩いている事に気が付きました。
 
確かOLっぽい綺麗目な恰好で、高めのヒールが素敵だった。
 
私の歩く道は大体街灯が少なく、比較的暗く狭い道が多く
夜は中々スリリングであるので、
前方を歩く女性が私より大幅に身長が低く、
綺麗な恰好とヒールということに
「ああ、深夜に華奢な女性の独り歩きは危ないなあ」
なんてぼんやり思ったりしていたのを覚えています。
(私は恰好が男っぽいのと、当時BMXのお陰で全身かなり筋肉質だったので
そんな無駄な心配はまったくなかった)
 
時々、心配そうに女性がきょろきょろしたり振り返ったりしていたのも
そう思った原因かも知れません。
 
私は一人で歩くとき、歩幅が広くなり速くなります。
そして愛機を壊してしまったショックで微妙に興奮状態にあり
ゆえにその時の歩く速さは尋常ではなかったかもしれない。
下向いてムッツリ歩いてた。
 
 
少しずつ女性に近づいて行っている状況で
 
そう、私は彼女に勘違いされたわけです。
痴漢に。
 
 
暗い一本道、女性に徐々に近づきつつある。
そしてふと気付くと女性は携帯で誰かと会話をしており
時々こちらをそっと振り返ったり。
女性との距離10mくらいのとき、
突然女性が髪を振り乱しながらキッとこちらに振り返り
あらまあ嫌な予感.....と思ったら
『だれかーーーーーーー!!!!!!』
って叫びながら走り始めたわけです。
 
当然私は女なので、女に痴漢するわけがないのですが
恰好も恰好だし、その女性よりも身長高いし、で
まあ警戒されても仕方ない と、今なら素直に思います。
 
ところがその時の私は、愛機大破による精神・肉体的ショックで
陰鬱な興奮状態にあったので
痴漢に間違われた事が怒りを通り越した所にあるスイッチを押した。
 
 
高いヒールと小さな身体で一所懸命走り逃げる女性
それはあのときの彼女の精一杯だったでしょう
携帯を握りしめているのはわかりましたが
相手(話し相手が居たかは不明。演技?)に助けを求める事はせず
ただ切れ切れの声でたすけて、ちかん、だれか、を連呼し
 
今でもはっきり覚えているあのスイッチの瞬間。
私の右耳の後ろの上あたりが『ピヂッ』て音を立てた。
 
 
気付けば私も全速力で走り出し
女性の真後ろまで即座に辿り着き
クヒャヒャヒャヒャ!と笑いながらそのまま追い抜き
その全速力のまま家の近くの公園まで向かい
 
で30分ほど泣いてから帰りました。
(泣いた理由は愛機の修理に2週間かかるとメールが入っていたからです)
 
いつもならば20分くらいかかるところを5分くらいで到着した気がする。
 
 
 
 
 
女性がどうなったのかは知りません。
 
  
おわり。

TURRET

私の敬愛するタッタンさんが都内にてオフ会をやるようですね。

性別を超越しているので参加する予定です。
 
 
近況:
絵のお仕事をもらいました。
いつものボランティア的なものではなく
ちゃんとしたお仕事です。
ですが、いつもの面倒くさがりな性格が災いし
最初はうまい事入り込めず苦戦しましたね。
なんとか期日通りに進めていますが、ちょっと見直さねば。
 
また、クラブでのお仕事も復活いたしました。
渋谷で一番高い場所にあるクラブ、週末のアフターアワーズにいます。
前回同様、仕事せずに踊り続けるダメ店員として。
 
ゲームはdeadspaceをやっています。
難易度インポッシブルに挑戦する勇気がわかずにいます。
またレインボーシックスベガスの難易度リアルに挑戦していますが
後半の工場で積んでしまうかもしれない、そんな不安に苛まれています。
 
 
やらなければならないことがたくさんあるけれど
私は元気です。声がカスカスで出ませんが。

ここはそんなに更新しない場所です。
自分では気に入っている場所なので
どうでもよいことを書くのは気持ちが向かず
だからと言って重すぎることを書く気もせず
ただ一番素直な場所かもしれない。
 
  
誰が誰なのかわからない安心感は
他では得られないからね。